男は泣いてはいけない

 

元県議会議員・野々村竜太郎氏を覚えていますか？

元県議会議員・野々村竜太郎氏が記者会見の中で泣いているシーンが映像で流れていると
父の言葉【男は泣くな】を思い出しました。

私は幼少期に兄が父に叱られて泣いていると父が
「男は泣くな！」と言っていました。

私が離婚して母子家庭だった頃、私の父が息子に
「男は泣くな！」と言うのを聞いて”そうだよなぁ”と思っていました。

 

 

話は変わりますがもしも、旦那さんが
１・夫婦喧嘩の最中に泣いた
２・帰宅後に涙を流していた（泣いた）

どちらも「泣く」ですがあなたはどのように思いますか？

「１・夫婦喧嘩の最中に泣いた」だと、感情的になりあなたと意見がぶつかり手をあげてはいけないという理性があるから涙という感情が溢れたのでしょうか？

そもそも「男は泣くものではない」と誰が決めたのか？検索しましたが、

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参考：https://cocolog-nifty.hatenablog.com/entry/2018/08/06/191200

• 明治の男は泣いていた
• 男は泣くが子供は泣かない
• 大正時代には男は泣くな的発言が存在している

はっきりとした出所は不明でしたが、上記がヒットしました。

では、私の考えを書きます。

男であっても女であっても会話中に泣かれると驚きます。
ましてや反対意見のぶつかり等の討論中に相手が泣くと自分がいじめている、あるいは厳しいことを言っているのかと思うことはありませんか？

私は今までに、私と話をしていて泣いた人がいます。
会社から解雇になった時、彼女と別れた時、葬式（これは誰でもありますよね）
男の人が目の前で泣くのを見たことがあります。

男だから～～～～うんぬんかんぬん
女だから～～～～うんぬんかんぬん

ジェンダーを考えるようになる前はかなり耳にしていましたし、昭和生まれの私は
「女だから～～」で育ちました。

今でも耳にすることはあります。

私が声を大にしていいたいのは
男だから、女だからよりも、【私は私は！】にしましょう。。

 

男も人です。同じように泣いて良いと思います。

 

なぜなら人として泣きたい時は泣き、笑いたい時は笑い
怒りたい時は怒る、喜ぶ時も喜ぶ方が人間らしくて生きているって実感でき、さらに幸せを感じることでしょう。

「女だから～」から解放された私は、わたしで良いと思うようになると自分への信頼もできだしました。

自分を信頼できると相手つまり夫も信頼できます。
あなたが自分の幸せを望むように、旦那さんもあなたの幸せを望みます。
夫婦は仲が良いほど相手の幸せを望みます。

しかし、お互いの心が満たされて幸せでなければ二人の幸せは成立が難しくなります。

「１人でも幸せ、二人だともっと幸せ」
このような関係だと旦那さんが泣いていても受けとめて、優しく関わることができます。

実は私の夫も最近泣くことがありました。
私は見守ることを続けて何も声をかけませんでした。

過去の私は
“私の知らない所で、何があったのか？”と気になり
「どうしたの？何があったか言わないとわからない！」と言っていました。

 

今から思うと過去の私は心の余裕が無く、相手を信頼し男性が話をしたくなるようにしていませんでした。

それは、私が幸せを感じていなかったからだと思います。
心から幸せを感じられるようになると相手を信頼することができだしました。
“相手は鏡“の考え方からすると、それまでは私がわたしを信頼していなかったからと思います。

ということで、先ずは貴女が貴女で良いと思い幸せな毎日をお過ごしください。

あなたはあなたのままで、貴女らしく泣きたい時は泣きましょう。
あなたの旦那さんも、あなたの旦那さんらしく泣きたいときは泣いて良いと思います。

もしも旦那さんが辛くて泣いていたら、そっと見守るか何があったのか話をしたくなるまで待ちましょう。