過去の私には無いこと

お盆休みの初日､夫とランニングをしました。

夫は１か月前､
人生初めての全身麻酔による手術を
受けたばかりですが､
おかげさまで術後の状態も良く､
経過観察中です。

夫はがんでした｡
がんの不安がまったくなかった訳ではありませんが

初期の段階で分かったのも幸いし､
軽い方の癌であると私たち夫婦は捉えています｡

その夫がいま､私の目の前を走っています｡

上り坂に差し掛かると､
術後2ヶ月の私は､

「もういいや…歩こう。」

という気持ちになり歩き始めました｡

前方を
駆け上がっていく夫の後ろ姿を見ながら､
私はふとあることを思い出しました｡

 

それは､5年前に私が初めてフルマラソンに挑戦すると
兄に話をした時のことです｡

私がマラソンを始めた当初､大手メーカーの幹部である夫と兄が､
口をそろえて

｢根性のないお前には無理だ｣

「努力がいることは、お前にできる訳がない」
と言いました｡

 

兄と夫は過去の私の状況を観ての発言です。

 

それでも私は､
絶対に
「完走してやるんだ！」
という気持ちでいました｡

完走しても走り続け､
体重の維持管理をしながら
自己管理に努めたいと思っていましたから｡

 

目の前を夫は大きな手術の後まだ1ヶ月も
経っていないというのに､
ドンドン私を置いて上り坂を駆け上がっていきます｡

夫は傷口が痛いと言うたり、
塗り薬を皮膚につけたりと
術後のケアを続けています。

それでも
走る後ろ姿を観ていると

この人には､
しんどいとか未だ残る傷口の痛みとか､
あるなか不安はないのだろうか？
と思いましたが､

5年前に言われたことを思い出し､
やっぱり根性というか､前向きというか､
不安を押しのけて挑戦する気持ちが強いからこそ
得られた会社での立場であり､

私に発した
「あの発言」
だったのだろうと気づきました｡
そして、私は納得します。

 

改めて私は､夫に対しての尊敬する気持ちが強くなりました｡
なんだかおのろけになりましたが､

ちょっとの努力､
ちょっとの勇気が
あれば乗り越えていける力になるのではないか？

そんな風に感じながらのランニングとなりました｡

 

もしあなたが今、行き詰まっていたとしても

あなたのありのままを大事にしたまま

変化を起こすことは可能です。

小さな変化を積み重ねるとあなたは進化となります。

 

思考転換することで人生が楽になり､
今よりもさらに楽しくなります｡

私自身もそうですが

セッション継続中のクライアントからは

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自分の考え方や思考癖を理解しだすと
何かモヤモヤがあっても
深刻度合が少なくあり
日常生活が楽しくなっている
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↑言う声をいただいています。

「独りでは難しいと思う事でも
寄り添い支える私とだからすすめる」
と、クライアントは言います。

あなたが
嫌だなと思う人やことから回避するのも
大事です。
しかし、回避しなくても
進める方法はあります。

一度、「やってみる」という気持ちを
大切に進めるとあなたは
今よりも進化します。

すると
『人生捨てたもんじゃない』
と思えるようになります。

興味のある方はどうぞ､ご連絡ください｡
お待ちしています｡