『あなたは、なんのために結婚したのか』

ちょっと、そんな話をしたいと思う。

 

 

夫婦関係の事で悩むお母さんが、私に言う言葉。

 

「別れたいが別れられない」

「主人が悪いのよ。」

「主人が変なのよ。」

「私がこうしてと言っても変わってくれない」（不平不満オンパレード）

 

夫婦が喧嘩してたりピリピリしている空気感は子供さんは感じている。

そのことは私は言いません。

 

その代りにお母さんに

『なんのために一緒にいるか』

この質問をすると、結構多くの人が、

「子供のため」とか、

「経済のため」とか、

そういったことを口にする。

親としては、当然の言葉かもしれない。
では、この質問だったらどうだろう？

『どうして結婚したのか』

好きだったから（嫌いで結婚した人は相談に来たことがない)
好きだったし、両親も賛成してくれたから云々

ちょっと嫌な言い方をすると、

結婚を人のせいにしていないか。

 

それに子供のためだけで

別れないのであれば、子供は両親が夫婦関係を継続してほしいと望んでいるか？

 

結婚も離婚も人（子供）に責任転換していないだろうか？

 

結婚してから、子供を授かり今の時間を

幸せになろうと思っていたのではないか。

 

 

きっと、夫婦として色々な夢や、家族が増えると将来に対する希望のようなものがあったと思う。

あれやこれやとやってきた中で、夫婦関係がギクシャクして家族で幸せになる努力や、離婚する一歩も踏み出せず「子供のため」というところで、あなたは自分自身を正当化することで心のバランスを維持しているのではないか。

なので、「子供のため」というのは、一旦脇へ置いてもらって、

「子供のため」というものがなかったとしたら・・・

ここで、もう一度、

「あなたは、どうして結婚したの？」

「あなたにとっての理想の家族は？」

こうやって整理していくと

あなたの望む人生（生き方）や方向性が整理されてくる。

 

次に望む人生が出てきたら手に入れる方法を一緒に考えていくそして考え方を意識するようになる.

その次に改善できること

ただし

他者でなくあなた自身が可能な事を探して決めていく。

 

あなた一人では心が折れたり継続が難しかったりするので

私はあなたに寄り添う。

 

どのような状況でもお母さんには笑っていて欲しい

泣かないで欲しい

これが子供の本音。

 

お母さんの中にはどうしたらいいか？

どう考えたらいいかわからなくなっているようです。

 

そういうお母さんには

主人が云々の前にあなたの心を満たしていきましょう。

すると不思議と

理想で望む家族、望む夫婦が明確に出てきます。