老後問題を受けて
ある雑誌の記事で
”親の老後・介護の問題と旦那さんとの関係・夫婦の老後について”
の相談を読みました。
夫の定年後に、一緒に生活することを考えると「不安」「不快」と嘆く話を聞きます。
当たり前ですが、人間にはいつかは「死」は訪れます。
死ぬ最期まで一緒にいるのが夫婦です。
墓に入るまで「山あり谷ありの人生」と、結婚式等のスピーチで聞きます。
話は変わります。
私は「子供は成長」「親は老いる」と言う言葉を聞くと思い出すことがあります。
~人間が1歳から2歳になることを「成長」というが70歳から71歳になることを「成長」とは言わないということを。~
今の私も「老いる」です。この私に成長とは言いません。
「老いる」を頭ではわかっていても気持ちがついていかない場合もあります。
老人介護の仕事をしていた当時、
自分の親が老いていくことが受け止められず、面会にこなくなる子供さんもいました。
あるいは、説明を何度も要求し、老いた親を何とかしたいという気持ちから
まるで成長を期待するかのような発言を聞きました。
私の考えを書きます。
人間は生きているから成長します。
しかしある時から「老いる」という言葉になります。
老人になっても人間と考えたら「成長」という言葉の方が聞いていて気持ちが良いです。
そう思うのは私だけだろうか。
それともそう思うのは私が「老いる」の仲間入りをしているから気になるのでしょうか。
これからの私の人生を考えると
老いる時に夫がいてくれて
「良かった」と、
思う場面が増えるだろうと、思うし思えるように願います。
私は離婚経験者です。
理想の結婚生活つまり
理想の夫婦関係と現在が違うなら
独りで生きるという選択をします。
しかし、
今よりもより一層の心地よさ・楽しさ・満足感を望む夫婦関係なら、
二人一緒に「老いる」を望みます。
未来に認知症を発症し、お互いの名前がわからなくなり「老いる」時代であっても「成長」と言えるように、学びを続けたいです。
私の学びは「視点変え」「言霊」「哲学」「仏教」「身体」「心理学」などに広がり、そのスピードは様々ですが「成長」が出来るように意識し努力をしています。
もちろん夫と仲良く生きる為の学びも継続中です。
今は、夫婦関係をよりよくする為に学びを活用し「成長」を実感しています。
「老いる」に反応した私の思いを整理しました。
私一人で、良好な夫婦を続ける努力は難しいと思います。
夫の努力もあってのことと思います。
このブログを読んでいるあなたが
あなたの「成長」について考える事ができ
これからの人生にプラスになる夫婦を望むならば
どのような自分であり続けたいでしょうか?
少し考えるヒントになると嬉しいです。
ながたゆかり
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