あなたの子育ては毒親になっていないか？

先日の雑談の中での話です。

ある女性の言葉で
「主人が仕事、仕事で、休みにも家にいない。
子育てを独りでするのは疲れる」

「協力してくれたら、イライラも減って子供にゆっくりおおらかな
気持ちで接することができる、お父さんが協力してくれないから
子供が言う事聞かない」

と、愚痴を言っていました。
お母さんの女性は
幼稚園に通っている子供が2人いる女性です。

 

 

私は心の中で
母子家庭だった子育て時代を思い出していました。

 

 

今から２５年ぐらい前の話です。

主人がいない
ずっといない。

不在と、いう事実。

 

もちろん、子育てでイライラもやもやも数多くありました。

 

実際どうしていたのだろう？

 

正直に書くと
細かくは覚えていません。

 

幼児期を過ぎてからは
当時は娘が思うようにならず、反抗期が長かったのは事実です。

しかし、母親として娘と向き合っていたのも事実です。

 

ただ言えるのは
「お父さんがいないから」
とそのことの「せい」にはしたくありませんでした。

 

だから、

私自身の問題であって、誰かの「せい」にはしませんでしたし
する事ができませんでした。

 

その事が良かったのか、悪かったのかは当時はわかりませんし、
私がいけないのだと思っていました。
どちらかと言うと自分をせめていました。

（今思えば、攻める程の事ではなかった。
その当時、私は子育てだけが中心だと気づいていません。）

 

行政の力も借りたこともあります。

 

その当時があるからか再婚した今は
継母として全責任を負いたくない気持ちがあります。

そのうえで主人を中心とし私はサポート役として
3人男子を育てていこうと思います。

 

話がそれましたが、
子育てで
「誰かのせいでうまくいかない」
と、思っていたらおそらく他の事でも何かのせいにしているのでは
ないでしょうか？

もっと厳しく言えば、お母さんのあなたが
誰かのせい
何かのせいにしていたら子供もそうなるでしょう。

「自分のことは自分でする（責任を持つ）」

 

子供に自立を望むなら、まずはお母さんのあなたが
子育てに
「ご主人が協力してくれない」と、
嘆く前に、

あなたが自立を試みてください。

 

 

ただし、
その前にあなたが子供に

どんな大人になってほしいか？
どのような人（大人）になってほしいか？

 

あなたの心に聴いてください。
その答えが

 

 

自立ならば少し考えてください。

 

 

厳しい話を聞きたくないなら
ここで終わりにしてください。

 

 

自立してほしい、と言いながら

結婚したら家を見て欲しい
墓守をして欲しい

 

子供のしたいことをしたらいいと思う
その10分後に
長男だから近くにいてほしい。

 

 

娘だから出産・子育ては、大変だから
近くにいて助けてあげないと。

雨が降るから、雪が降るから
学校の送り迎えに行かないといけない

野球クラブに入っているから
練習も試合も応援に行くべきで
来ない親は子供がかわいそう。

子供が「したい」と、言う事はさせてやりたい
その後
砂遊びは公園に行くと暑い、寒いから行かない。

 

 

気づきませんか？親の言っている事の不一致があります。

 

 

将来あるいは未来に
親が頼ったり期待していると、自立とは程遠くなると思います。
（もちろん、雑談中でお母さん女性は無意識の言葉です）

 

 

長い反抗期の娘でしたが、
今は親の私がいうと自慢か？と、受ける人もいるでしょうが、
自立しています。
立派に親として子育てをしています。
（反抗期真っ最中はこのようになるとは思わなかった）

 

 

子供にどうなって欲しいか？

あるいは

あなたが望む理想の人は？
それが理想の大人です。

子供がどのような大人になって欲しいか「理想の大人」があるでしょう。

理想の大人が「親の面倒をみる」が、良いと思うなら
それは素晴らしいことです。

 

どうなって欲しいの
矛盾があることに
あなたの無意識のことだから気づいていないので
あなたも子供も落ち着かないと思います。

 

 

もう一度考えてください。

子は親の鏡

私はまさしくと思う日々です。

子供が大人になっていてもリセットは出来ると思います。

 

そして最後に忘れてならないのが

子供も他者も
あなたの思うようにはならない

と、いう事があります。

その話はまた別の時に書きます。