中間管理職

会社で中堅どころ、俗に言う中間管理職になると
部下や上司との間に入り、人間関係で悩むことが増えます。

 

先日、会社の上下関係で悩みをかかえた、クライアントに、私は

「今の悩みがなくなったら何をしたいですか ?」と、聞きました。

 

するとしばらく考えて

「何もない。
悩みがなくなることだけでいい、今のままでいい。」という答えでした。

そう考えているのは事実です。

誰でも「今のままでいい。」そのような言葉を発します。

 

気づいていただけたでしょうか？
言霊のパワーです。

 

まず一つ目
「今のままでいい」と「今のままがいい」この違いです。

二つの文字を比べると「で」と「が」の違いです。

 

私が受け取る印象は
「で」を使うと、本当は別に望むものがあるが

 

無意識に制限をしていると感じます。

 

「が」を使うと、その人の中でそれが一番臨むことと感じます。

 

二つ目は
人は誰でも自分を守ろうとします。

顕在意識で守ろうとすることです。

 

しかし、無意識は
安心安全なコンフォートゾーンから脱出をしないように働きます。

動かないようにすることで 自分自身を守ろうとします。

 

三つ目は、悩んでいる問題があるにも関わらず
「今のままでいい」という言葉です。

 

 

今悩んでいる状況を改善したいと思い
カウンセリングに来ているにも関わらず
「そのままでいい」と言うのは

変わらない状況を
無意識に望んでいることになり

「今のままでいい」ということになります。

 

ただ悩んで、悩んで辛くなり 私の所に来る決断をしたクライアントさんには
気づかなかったことにするよりは
気づいてさらに得たいものがあるということを

知ってほしいという思いを私は持っています。

 

セッション中にクライアントさんに

「今、仮に時間もお金も自由にある、今の会社も行かなくて良い状況

あるいは家族のことも気にしなくてもいい状況

これを、しないといけないよなと、思う事すべてを手放し

あなたには何も制限が無い状態です。」

上記のことをイメージしてもらいました。

 

そして、その中で

「何をしたいですか」

「どうなっていたいですか」

「どんな自分でありたいですか」

等々の質問をしました。

 

すると、

クライアントさんの心は
「今のままで良い」と思っていたことが実は
他のものをイメージして

何を望んでいたかを
クライアントさん自身が気づくことになりました。

 

セッションの中で悩みを解決したら次のステージに上がるために
クライアントさんの望むものを
手に入れてもらいたいと思います。

 

悩みが解決したら手に入れたいものがわかる人もいます。

 

自分の視点を変えることで
悩みにフォーカスをするのではなく
理想の未来を築くことにフォーカスをしていくと

悩みが小さくなります。

 

1回のセッションで

理想の未来にフォーカスをする状況に
なる場合もありますが

悩みを作る癖を持っている人は
数回のセッションが必要になります。

 

そして、
思考の整理と行動療法を併用する【幸せ習慣メソッド】を活用します。

悩みの裏にある
あなたのなりたい姿と、理想のあなたの人生を進みたいと、
思うならばご連絡ください。

 

もう一度最初の話に戻りますが
気づきたくないと蓋をしている方には
セッション途中で掘り下げはしません。

 

何故掘り下げないか？
それはあなたが望んでいないからです。

では、
どうやってそれがわかるか？

 

それは、あなたの表情や体の動き等で私はうけとります。

あなたの【今】の心に寄り添うことを優先したいので

あなたが【今】望まない事は避けます。

 

それと
悩んで、悩んで苦しい思いをしていても

見ないことのようにしている あなたの心の奥には
本当は輝く宝石のような心を持っていると私は信じています。

輝く宝石のような心を
あなた自身が気づくことを私は願います。

 

心から「どうしたらいいのだろうか」と思う時に

私のことを思い出してください。