趣味を持てないシングルマザー

私は30歳代のころ､
介護の仕事をしながら
母子家庭の中、子育てをしていました｡

仲の良い友人が
編み物教室や料理教室に通っているのを
耳にしては､
『私にはそんな時間は、ないわ!!』
とか
『経済的な余裕がない!!』
と思い、諦めと羨ましい気持ちを
持ちながら趣味を観ないようにしていました。

 

できない理由を探してばかりで､

「どうやったらできるのか…」
「その理由が何なのか」を

考えようとはしませんでした｡

また､スポーツを趣味とする友人もいて､
ママさんバレーや卓球､
テニスにゴルフ､たまにスキー、スケートに
行く友人もいましたが､
誰一人として
その頃の私を誘おうとする人は
いませんでした。

そして､夫婦単位や家族単位で行動する人が多く､
シングルマザーの私は参加すること自体､
よっぽどのことがない限り難しい状況でした。

でも唯一誘われて参加したことがあるのが､スキーでした｡

なぜ参加したのかを振り返ってみると､
小･中学校･高校とスキー教室があり､
それがとても楽しかったという記憶が私の中に
あったからと思います｡

ただ､スキー教室の後は筋肉痛が激しいのも記憶に残っていて､

【スキー＝筋肉痛＝骨折したら？】

この図式が完成していました。

翌日の仕事に差し支えるのを気にして
誘いは断っていましたが､
たまたまその時
転職する機会があり､
その待機中の誘いだったこともあり
参加する気持ちになりました。

何より子供たちと一緒に出掛けられ
スキーの楽しさも教えてあげられる
チャンスでもありましたから｡

 

『趣味らしい趣味の無かった私＝趣味を持てる心の余裕の無かった私』
改めて思い返すと､こう考えるのが正しいと思います｡

 

今の私がウォーキングやマラソンをしたり､
筋トレしたりできるのは､
きっと心に余裕が持てるようになったからだと思います｡

旦那さんがいるからだろうというのもあります｡

元々はマイナス思考だった私がプラス思考に変化と進化をしたことで
ものの見方も変わってきたなぁと私は思います｡

他の人にどう映っているかは分かりませんが､
多くは自分の中の問題だと思います｡

できない理由を探すより､
できる理由を探して前に進む…

そして､
その時々で周りの人や環境も違うと思いますが､
誰と関わるかで
プラスに捉えるか､
マイナスに捉えるかで考えが変わります｡

あなたが今､趣味を持ちたいけれども持てない､、、
あるいは

運動したら良いのはわかるけどできない、、、

そのような時､できる理由を一緒に探しませんか？

できない理由探しを
得意とする環境にいると､いつまでたっても
脱することはできませんでした｡

過去の私もそうだったからよくわかります｡

どうぞ個別に相談されることをお勧めします｡

しかし､今すぐとか､無理はしないでくださいね｡
いつ相談するかはあなたの自由なのですから…
心のアンテナを張って､私のブログを見ていてください｡
いつかそのタイミングが訪れます。

それが今かもしれません。

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