夢を追いかけている女性がいます。

 

彼女が
「舞台女優になりたい」と
夢を教えてくれたのは
かれこれ2年前です。

 

先日、彼女の芝居を観にいきました。

 

都内の小さな芝居小屋という言葉がぴったりのような
黒基調の、少し昭和の香りがする室内に
照明があり、パイプ椅子が並べられている

 

その小屋に
足を踏み入れただけで
私はワクワクスイッチが入りました。

 

私が、かれこれ40年前に
女優になりたいと思っていた
想像していた芝居小屋に近いなぁと、思います。

 

お芝居を見ていると
出演者は皆私の子供ぐらいです。
（若い!!）

 

その出演者たちが
真剣に一生懸命演じています。

（エネルギー満載‼）

 

大道具・小道具らしいものは何もなく

音楽と

照明と

役者たちの動きのみで演じています。

 

熱気が違う

エネルギーが違う

 

私の涙腺はゆるゆるです。

 

出演者の熱気だけの
関係のゆるゆるではなく

 

ストーリーも陸上のこと
母娘関係と

私がいつもテーマにしていることが
ストーリーに盛り込まれています。

 

ストーリーは…

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母親は自分もバレリーナーであったが
娘には 世界に 通用するバレリーナーになってほしいと
期待をしています。

娘は自分レベルの壁に当たっている状態です。

逃げ出したくなり、バレエを辞めようとしています。

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お母さん世代に
私が言いたいのは

 

あなたはあなたの人生を歩んでください。

子供は子供の人生を歩みます。

 

親が期待するのはよくある、当たり前の気持ちです。

親の期待通りに子供は答えようと頑張ります。

 

しかし全てが、親の期待通りに進むわけではありません。

 

あなたは子供に
どのような人になってほしいですか？

 

そして「このような人」になってほしいという願望を
あなたは、 伝えていますか？

 

私は母から

「人に迷惑をかけないように…」

「我慢をしなさい…」

 

「女の子なのだから…」

「親の言うことを聞きなさい…」

と伝え続けられてきました。

 

そうすると
他者の顔色ばかり見て
言いたいことが言えないわたしに
なりました。

 

我慢我慢、がまんがまんを繰り返していると
自分の感情に目を向けなくなりました。

 

その結果苦しいとか

嬉しいとか

楽しいとかに

対しても知らず知らずのうちに
蓋をしていました。

「全ての感情にふたをする」心を持っていました。
（クール・冷静という評価を頂いた時期もありましたが）

いつでも何でもどこででも
言いたいことや、やりたいことを
好き放題やって良いと言うのではありません。

 

やりたいことや言いたいことの裏には
「どうなったら自分が満足をするのか？」
という隠れた欲求（目的）があります。

例えば【名誉】【達成感】【安心感】などの欲求（目的）が隠れていたりします。

 

この欲求を把握（目的）していれば
誰にも迷惑をかけない手段を
探し見つけられます。

 

そこまでの過程を私は親から教えてもらえませんでした。
そして私も子供に教えませんでした。

 

この経験を踏まえ、人の心理を学ぶにつれこの１０年は
話の持って行き方や見方がわかってきて
人間関係で悩む時間は短くなりました。

 

そして自分の手に入れたいと思うものも
手に入るようになりました。

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