昭和の名優・勝新太郎の長男で女優の中村玉緒(80)を母にもつ 俳優の鴈龍(がんりゅう)さんが2019年11月1日、 急性心不全で急死していた。

 

 

上記のワイドショーを視聴中に、私が一番驚いたのは
母親が息子のマンション契約して生活援助をしていたということです。

 

「親は子共の自立を望む」という価値観が
当たり前だと、私は思っていました。

 

私は数年前に
・親が子供の自立を望むということ
・自立の価値観は人それぞれということ
上記のことは当たり前ではないし、十人十色で
違うということに気づきました。

芸能界が特別ではありません。
知人のお母さん方の中には、子供が社会人になっても
同居するのが当たり前という考えの人がいます。

 

知人のお母さん同士の会話で
「独立してほしい」
「独り暮らしを望む」
と、言いながらも
「会社が近いから」
「大学が近いから」
という理由で同居させています。

{家から通える距離だとわざわざ独り暮らしをしなくても}
と、いう考えです。

 

私は人の考え(価値観)と、気持ち(心)と、行動の3種類が一致していると
{そういう考えなんだ。}
と、受け取る事ができます。
しかし3種類が一致していない事を気づかずに話す人に対しては
違和感を感じてしまいます。

 

自立についての話に戻します。
私の知人の娘さんは実家から車で5分の所に賃貸マンションを借りて
生活をしていました。不仲だから娘さんを独り暮らしさせていると、言う人もいますが、
この知人の親子仲は大変良いです。

 

親が先に旅立つと、独りで生きていかなければなりません。
その時に、慌てないように自立を促していました。

その後、娘さんは独りよりもパートナーと居ると
もっと楽しいと、いうことがわかり結婚しました。
知人はそれが自立だといいます。

 

私は結婚が自立の全てとは思いませんが、親御さんの中には「結婚しないのが心配」と
言う人もいます。
私の娘であっても、家から車で5分の距離であっても
社会人になったなら別居を、すすめます。

 

なんらかの事情で子供が自宅にいると
母親の価値観に縛られて
生きづらくなる子供を見てきました。
毒親という言葉もあります。
しかし「わたしは毒親ではない」と、言うお母さんがほとんどです。
そして「子供が結婚しない」と、笑いながら言います。

 

 

冒頭の、中村玉緒さんの息子鴈龍さんは
{このままでいいのだろうか?}と、思っていたかもしれません。
悩みながらも、親に頼り切れないプライドも持っていたかもしれません。
自立したいという思いも持っていながら母親に伝えきれなかったかもしれません。
全て憶測ですが、複雑な心情があったかも知れません。
ましてや俳優として過去にトラブルで叩かれていると
なおさら1歩を踏み出すきっかけが少なくなっていたかもしれません。
鴈龍さんは母親から守られた安全で安心な場所から、自立をしたいと思っていたかもしれません。

 

 

人は誰でもやったことのない事に、挑戦して失敗して傷つきたくないし、
親は子共が傷ついて欲しくは、ありません。だから注意をしたり、ブレーキをかけます。
俗にいう{転ばぬ先の杖}です。
母親に強くみうけられる言動です。過去の私もそうでした。

 

親として子供の自立を考えた時に
あなた自身が生きづらくなっていませんか?
あなたは毒親の情報に触れた時に、心がざわついたことはありませんか?

 

あなたの価値観と気持ち(心)、行動の3種類が一致しているか、心に問うてください。

 

親のあなたが価値観・気持ち(心)・行動の一致をするように
思考の整理をしていくことをお勧めします。
そうするとあなたの大事な子供さんにとって
ベストな自立を支え応援できます。


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ながたゆかり

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